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9月, 2019の投稿を表示しています

行動経済学と「いくら言っても話を聞かない人たち」

最近 「行動経済学の使い方」 という本を読んでいますがなかなか面白い。 色々詳細な事例・考え方が簡略に述べられているのですが、何より「伝統的経済学」と「行動経済学」の対比が面白い。 伝統経済学では、人々は十分な計算能力を有し、常に合理的な判断を下すと仮定 行動経済学では、人々は必ずしも計算能力が高い訳ではなく、また合理的な判断というより種々の心理的バイアスの下での判断を下す といった趣旨の説明が腹に落ちます。 なるほど。 例えば、会議で「あるトピックを1名7~8分×5人で話してね、あとの話題もあるから」という説明をしても平気で15分くらい話して後のトピックをキャンセルさせるというのも、「行動経済学」的には「自分のトピックが一番重要」という心理的バイアスによる決定、と見れば納得いきます(いかないけど)。 しかもそのロングスピーカーが上級管理職で、その話の結論が「うまい英語のプレゼンとは」的だったのはもはやブラックジョーク。うまい云々の以前に時間を守ってねと。

週休3日 vs 4.5時間労働

(有給休暇を含めると)3週連続で月曜日が休みになって週休三日。 たしかに火曜日はすっきりしてメンタル的によい状態でしたね。 かたや、時に言われる「1日労働時間は8時間は長く4.5時間くらいが適当」という伝説(?)。4.5時間労働の実験は難しそう。(週休三日も簡単ではないけど) 最近は30分×3回をメール/社内チャットの確認時間にしているので、残りは7.75-1.5=6.25時間。ということは1.75時間=1時間45分を「アイドリング」にしなければならない。 いずれにしても「週休二日制」も「1日8時間労働」も特段根拠のある数字でないことは確かで、そこをいじらずに「働き方改革」など不可能ではあるよね。