21 years ago
タイトルは,私は前職に新卒で入ったときの人事研修の担当者が言ったことです。
その時はこの言葉の意図はよく分かりませんでした。でも今なら分かる気がする、と言いたいのですが、やはり完全には分かりません。ただ、昨今「日本人サラリーマンは生産性が低い」的なことを見聞きするにつけ、理解はできないけど通じるところはあるかなと思うようになりました。
そもそも仕事とは?
大上段に構えて言うつもりはありませんが、何かの目標(組織目標、ノルマ?)を達成する、あるいはそのためのマイルストーンをクリアしたり、あるいは障害となる問題を解決すれば、それは仕事と言ってもよいのではないかと思います。裏を返せば、それに直接つながらない「作業」は「仕事もどき」、つまり仕事のフリと言われても仕方がないかもしれません。
- 無駄に部下を読んであれこれ話す
- 価値の低い(かどうかも分からないまま)作業を振る
- 出なくてもよい会議に出て内職する
あらためて冒頭の言葉の意図を考える
私の立場からはやっぱりわかりません。それは、その方とは違う部署で私は働き、私の部署は直属の上司が切れ者だったこともあって、その時代としてはみなハードワークしていたと思っています。会議も少なかったし、パワポなんてまだ一般的でなかったし。
冒頭の言葉はその方の目線から出たものなので、その方からみれば「若いもんはなっとらん」といったお小言だったのかもしれません。
今はどうなのか?
私の現職は外資系企業で、IT系含めツールが充実しているので、手作業で一から何かをすることは減りました。
ただしそれは本来「目的達成に重要なポイントに知恵を絞る」のが目的で、そこには「重要なポイントを見抜くセンス」が重要なのですが、ツールを稼働させて「仕事した~」と言っている人は確かにいます。
音声入力、AI、星の数ほどあるITツール…。「仕事をするフリ」の環境は確かに整っています。
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