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先手中村六段の角換わり模様に羽生王座は角換わりを拒否して雁木で対抗。
先手が棒銀で2・3筋を攻める方針を見て、後手は5筋から大きく角を捌き、以下6~8筋の攻めでペースを握った。
78手目、5八銀の直接手が案外大したことがなく、7五歩~8七歩成で飛車成を狙った方がよかったようだ。
86手目、8六飛の王手もうまくなかったようで、7四歩と次に7五銀と押さえる手を狙うところだったようだ。ここで先手がペースを握り返した。
91手目、8七歩と金を取ったものの、ここは6三銀と打ち込んでおくところだった。ここから混戦模様に。
112手目、8五桂が7三竜を可能にした好手だったようだ。
113手目、5四玉の早逃げでは5二銀と王手で銀を打ち、自玉周辺を厚くする方がよかったようだ。
114手目、4三銀が寄せの好手で、銀1枚損するものの、先手玉の守りを薄くしている。これで後手がペースを再度握った。
120手目、3二金では3三金とし、以下5四玉・5三銀・4五玉に7六竜と銀を補充しておけばよかった。これで再び混戦に。
125手目、5二銀打では7四金から竜を押さえ込むところだったようだ。これで後手が再びペースを握った。
160手目、6六成桂では2四金と埋め、玉頭を厚くしつつ3五金打の詰めろをかけるところだった。
183手目、2二金では1五銀から寄せに行く方がよかった。
185手目、1六銀が 1五銀打以下の詰めろとなる好手だった。
なお、投了図では2三桂として 以下2五銀・同銀・1六銀・2四銀以下の千日手に持ち込む手があった。
(最後まで)後手がペースを握る時間が長かったものの、先手の中段玉がしぶとく、後手に決め手を与えない指し手が見事だった。
先手中村六段の角換わり模様に羽生王座は角換わりを拒否して雁木で対抗。
先手が棒銀で2・3筋を攻める方針を見て、後手は5筋から大きく角を捌き、以下6~8筋の攻めでペースを握った。
78手目、5八銀の直接手が案外大したことがなく、7五歩~8七歩成で飛車成を狙った方がよかったようだ。
86手目、8六飛の王手もうまくなかったようで、7四歩と次に7五銀と押さえる手を狙うところだったようだ。ここで先手がペースを握り返した。
91手目、8七歩と金を取ったものの、ここは6三銀と打ち込んでおくところだった。ここから混戦模様に。
112手目、8五桂が7三竜を可能にした好手だったようだ。
113手目、5四玉の早逃げでは5二銀と王手で銀を打ち、自玉周辺を厚くする方がよかったようだ。
114手目、4三銀が寄せの好手で、銀1枚損するものの、先手玉の守りを薄くしている。これで後手がペースを再度握った。
120手目、3二金では3三金とし、以下5四玉・5三銀・4五玉に7六竜と銀を補充しておけばよかった。これで再び混戦に。
125手目、5二銀打では7四金から竜を押さえ込むところだったようだ。これで後手が再びペースを握った。
160手目、6六成桂では2四金と埋め、玉頭を厚くしつつ3五金打の詰めろをかけるところだった。
183手目、2二金では1五銀から寄せに行く方がよかった。
185手目、1六銀が 1五銀打以下の詰めろとなる好手だった。
なお、投了図では2三桂として 以下2五銀・同銀・1六銀・2四銀以下の千日手に持ち込む手があった。
(最後まで)後手がペースを握る時間が長かったものの、先手の中段玉がしぶとく、後手に決め手を与えない指し手が見事だった。
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